ヒントは身近な所に


本日、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの人口クレーター付近への着地に成功しました。

地球からもかなりの遠距離になるため操作も困難を極める中で、はやぶさ2を着地地点に導く役割を果たしたのは5月に打ち込んだ直径10センチほどのターゲットマーカーだそうです。

ターゲットマーカーは目印としたい場所に思い通りに置く必要があるため、落としても跳ねない性能が求められます。

低反発のウレタン素材等で試したがうまくいかず、研究者の皆様も途方にくれていたとのことでした。

そんな時に、研究者の方のお子さんのおもちゃ箱に入っていたお手玉を見て、跳ねないターゲットマーカーを作成する際のヒントにしたそうです。

そして本日のクレーターへの着地へとつながりました。



このように、困ったことがあったときに意外と身近な所にヒントがあることは多々あると思います。

創学館那珂川校でも現在塾生の皆様へ進路面談を実施していますが、悩んでいる内容を相談された際に解決するために新たな手段をとらねばと考えている生徒の皆さんも何人もいましたが、次々に新しいことに手を出すのではなく、今手元にあるものをきちんと使いこなしているかを改めて考えてみることも大切なのではという話をしています。



例えば
・自分で勉強の計画をたてていたが、計画通りにならない
→そもそも自分1人で抱え込む必要はなく、身近な所にいる教師に相談し、意見をききながら計画をつくる

・社会が苦手なのでとりあえずワークを最初からやっているが、やっていることに自信がもてない
→社会と一括りに言っても目的が「言葉の暗記」「時代ごとのつながり」「資料の読み取り」「記述問題」等のどれが苦手なのかによって手段が変わるため、まずは教師に相談した上で方向性を決める



このように、身近な所にいる人から得られるヒントはたくさんあります。

特にこれから受験勉強が本格化する中3の皆様は「目的に沿った勉強」に時間を割くことができるようにどんどん相談にきてください。

相談したからといってすぐに解決できるものではありませんが、効率的にという意味では力になることができます。



いよいよ来週は1学期の内申点もでてきます。

その状況によって夏期講習もどのような姿勢、目的で受講するのが最適か、また改めて一緒にお話をしていきましょう。

創学館 那珂川校(学習塾)

那珂川市の小中学生を対象にした学習塾です。安徳南小、那珂川南中の近くにあります。

0コメント

  • 1000 / 1000