海の魚と水族館の魚
こんにちは。創学館の橋口です。
週末は激しい雨が降りましたね。数年前を思い出しました。
さて、題名の内容ですが
「海の魚と水族館の魚ではどっちが美味しいか」 と生徒に聞いてみました。
すると、半々に答えがわかれました・・・・(まさか・・・)
海⇒
・いろんなところを泳ぎまくっているから、身がしまっている(正当な意見)
・窮屈そうではない
・水族館は毒が入ってそう(イメージで言うな)
水族館⇒ ・毎回きちんと餌が食べれるから、体つきはいいはず(なるほど)
・海ではそもそも天敵に食べられる(質問をちゃんと聞こうね)
・水族館はいろんな魚が仲良しだから(意味がわかりません笑)
上記のように予想外の意見も出て 関心したと同時に、発想の豊かさから言うとやはり若い子の方が創造的だなと思います。
今回は話の続きがあって
「美味しい美味しくないは正直どっちでもいいんだけれども、 水族館と海では環境の違いがあり、 魚たちはそれぞれその環境にあわせて生活をしているんだよね。」
「海の魚は、自分の餌は自分で取らないといけないし、海の冷たさや波の速さは 自分で感知し、自分で判断し、天敵に襲われないように、かつ周りの環境に合わせつつ、 環境に飲まれないように生活している。」
「水族館の魚は、決まった時間に餌が与えられ、天敵もいず、 (いるかもしれねいけど襲われないようになっている)波も温度もいい感じになっている」
さぁ君たちは今どっちの魚に近い環境にいるだろうか? 水族館の魚は我が物顔で水槽内を泳いでいる⇒あたかも海で生活できるかのように。
しかし、その中では常に誰かが守ってくれている安全地帯である。 中学生の環境は水族館に近い。ちょっとしたイキガッテイル子も水槽の中での話。
社会というものは海なんだよね。少し波が高かったり、自分で餌を探したり。
さすがに 命をとっちゃう天敵はいないけど…
3年後か7年後かはわからないけどそういった環境で生活をすることになるので、 今のうちにちょっとずつ水族館を離れるような訓練をしておきましょう☆
生徒にとって今の「リアル」ではないにしても、少しずつ社会構造を理解してもらえればなと思
う今日このごろでした。
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